ユースケースとは?基本フローと例外フローの書き方

ユースケースとは、利用者(アクター)がシステムを使って特定の目的を達成するまでの一連の流れを、手順として整理する手法のことです。「誰が」「何のために」「どういう手順で」システムを使うかを明らかにします。

基本フローと例外フロー

基本フローは、想定どおりに進んだ場合の標準的な手順です。たとえば「申請者がフォームに入力する→送信する→承認者に通知される」のように書きます。例外フローは、入力ミスや承認者不在といった、基本フローから外れるケースの扱いを別途整理したものです。業務システムでは、この例外フローの整理が抜けると現場で運用が回らなくなります。

アクターの洗い出し

アクターとは、システムを利用する人や外部システムのことです。「申請者」「承認者」「管理者」のように役割ごとに分けると、それぞれの立場で必要な操作や画面が明確になります。

ユーザーストーリーとの違い

ユーザーストーリーが「誰が・何を・なぜ」を短く表現するのに対し、ユースケースは「どういう手順で」という一連の流れまで詳しく記述します。複数のアクターが絡む複雑な業務フローの整理には、ユースケースの方が向いています。

よくある質問

ユースケースはどんな場面で作るべき?

複数の役割(申請者・承認者・管理者など)が関わり、手順が分岐する業務を整理するときに有効です。単純な一覧・登録・編集程度の機能であれば、機能要件の列挙で十分な場合もあります。

例外フローはどこまで書けばいい?

発生頻度が高い例外(入力ミス、権限不足、対象データの状態不一致など)を優先して洗い出せば十分です。すべての異常系を網羅しようとすると整理が終わらなくなるため、業務影響の大きいものから書きます。

曖昧な開発依頼を要件整理シートに変換する